ストーリー

プロローグ

――A.D.2100 人類は、未だかつてない試練の刻を迎えていた。

突如日本に出現した巨大な怪物『黒き獣』。
その圧倒的な災厄を前に、世界の国々は既に壊滅状態にあった日本への反応兵器による攻撃を決断するが
個体への効果は一切認められず、ついにはユーラシア大陸への上陸を許してしまう。
これが後に『暗黒大戦』と呼ばれる、人類史上最大となる戦いの始まりであった。

あらゆる通常兵器を無力化する黒き獣に対し、抗う術を持ち合わせていなかった人類。
その一方的な蹂躙はやがて世界中に広がり、人々は、いつどこに現れるかも分からない怪物に怯えて暮らす生活を強いられていた。
しかし、そんな人類の前に六人の英傑『六英雄』が姿を現した事で、状況は一変する。

六英雄のひとり、大魔道士ナインが生み出した『術式』によって、黒き獣への有効な対抗手段を得た人類は、間もなく反撃を開始。
激しい戦いの末、遂には黒き獣を打ち倒す事に成功したのだった。
この時点で、黒き獣が日本に出現してから実に十年近い月日が流れていた。

だが、黒き獣という災厄は去ったものの、暗黒大戦の傷痕は想像以上に深く、獣の身体から発生した有害な物質『魔素』を防ぐため、人々は生活の場を、山岳地帯に建設された『階層都市』に移していく事となる。
こうして科学に頼った文明は徐々に、術式を利用した新たな文明へと、姿を変えていったのである。

――それから長い年月が経ち、A.D.2199 第十三階層都市カグツチ。
『世界虚空情報統制機構』の管理するこの都市に、ひとりの男が姿を現した。男は『ラグナ=ザ=ブラッドエッジ』。
右腕に『蒼の魔道書』を携え、統制機構に反旗を翻すSS級賞金首の名である――

蒼の継承者 CALAMITY TRIGGER

ラグナの目的は、統制機構支部の最深部に存在する『窯』を破壊し、
その中で精錬される少女『ν-No.13-(ニュー)』が生まれるのを阻止する事だった。

黒き獣の器であるラグナと、その心臓であるニュー。
二人が融合し、窯の向こうにある『境界』へ落ちる事で黒き獣が誕生する――

世界を管理する『タカマガハラシステム』は、その度に時間を2100年へと巻き戻し、世界は人知れず永久のループを重ねていた。

果てのないループを見続けてきた『傍観者』レイチェル=アルカードは絶望と僅かな期待を胸に、今回もラグナの動向を見守る。
だがその希望を掻き消すように、階層都市カグツチの最深部に到達したラグナは、またもニューと共に境界へと落ちていく。

幾度となく繰り返してきたように、再び黒き獣は誕生し、世界は100年前へと巻き戻る……筈だった。
『蒼の継承者(カラミティトリガー)』であるノエル=ヴァーミリオンが、境界へ落ち行くラグナの手を掴むまでは。

ノエルがラグナを助けたことで、黒き獣の誕生は阻まれ、世界はループから脱却した。
しかしそれは『ユウキ=テルミ』という悪を生む結果にもつながってしまう。

そして閉ざされたループから解放された世界は、初めて2200年へと踏み出し、新たな歴史を刻み始める……。

確率事象 CONTINUUM SHIFT

復活したユウキ=テルミは、何が起こるか解らない『確率事象(コンティニュアムシフト)』の
あらゆる可能性を見てきた経験から、暗躍を重ねていく。
テルミの目的はマスターユニット・アマテラスの破壊であり、そのために、マスターユニットを認識出来る
『蒼の継承者』であるノエルを捕え、『神殺しの剣クサナギ μ-No.12-(ミュー)』として覚醒させようとしていた。

宿敵テルミを打ち倒すため、統制機構カグツチ支部の頂上を目指したラグナだったが、
そのラグナの眼の前でミューは精錬を終えてしまう。
更に『碧の魔道書』を持つテルミの前に『蒼の魔道書』も無効化されてしまい、
ラグナは絶体絶命の危機に陥っていた。

その絶望的な状況でラグナを救ったのは、科学者ココノエの手で『Λ-No.11-(ラムダ)』として甦ったニューだった。
ラグナは彼女から託された模倣事象兵器『イデア機関』を用いてテルミを撃破。
さらに、己の身体の一部と引き換えに、ミューをノエルに戻す事に成功する。

しかし、それこそがテルミの、そして統制機構の主である帝の思惑だった。
世界を管理していたタカマガハラシステムは、ラグナとノエルに眼を向けた一瞬の隙を突かれ無力化されてしまう。

そして帝は『連合階層都市イカルガ』にて世界の終焉となる『滅日』を起こそうと行動を開始する。
ラグナ達もまた、帝の謀略を止めるため、各々の思惑を胸にイカルガへと向かった……。

刻の幻影 CHRONOPHANTASMA

統制機構の絶対的な主として君臨する帝。
連合階層都市イカルガには、その帝に反旗を翻そうとする者がいた。
それが、十二宗家筆頭ムツキ家の現当主であるカグラ・ムツキ。統制機構の衛士最高司令官を務める男であった。

第七機関のココノエと手を組み、世界を変えるため奮闘するカグラに、ノエル、ジン、バングといった面々も協力していく。
その中には、帝を倒すために必要な『クシナダの楔』を求めイカルガを訪れた、ラグナの姿もあった。
ラグナはカグラの元で、極めて珍しい『治癒魔法』の使い手であるセリカ=A=マーキュリーと出会う。
セリカは、過去から魂を複製し現代の器に定着させた『刻の幻影(クロノファンタズマ)』と呼ばれる存在だった。

様々な想いが交錯する中、カグラの『謀反』、そして帝の『滅日』が実行される。
死力を尽くし、帝の謀略を止めようとするラグナ達。
そんな中ついに、ラグナ達の眼前にマスターユニット・アマテラスが姿を現した。
そしてラグナは帝によって黒き獣の力を暴走させられてしまい、ジンとノエルに大怪我を負わせた後、姿を消してしまう。

『冥王イザナミ』を名乗り、世界を無に還す事を宣言した帝。
空に残されたマスターユニットと、謎の黒球。
姿を消したラグナ=ザ=ブラッドエッジ。

そして物語は今、最終章を迎える――

神の観る夢 CENTRALFICTION

――目覚めると、男は全てを忘れていた。

そこが何処で、己が何者かさえも思い出せない男は、導かれるように第十三階層都市カグツチへと足を踏み入れる。

解ったのは、自分が「死神」と呼ばれる反逆者である事......。

自分が『蒼の魔道書』と呼ばれる存在を所有している事......。

そして、大勢の咎追いや統制機構の衛士達が自分を狙っている事......。

男は、その状況にどこか既視感を憶えながら、自身の感覚を頼りにカグツチの奥へと進む......最深部にある『窯』と呼ばれる場所を目指して。

それは記憶をなぞる『予定調和』か 或いは、『神の観る夢(セントラルフィクション)』か――

  • プロローグ
  • 蒼の継承者 CALAMITY TRIGGER
  • 確率事象 CONTINUUM SHIFT
  • 刻の幻影 CHRONOPHANTASMA
  • 神の観る夢 CENTRALFICTION

キャラクター ストーリー

ラグナ=ザ=ブラッドエッジ

「死神」の通り名を持つSS級の統制機構反逆者であり、強大無比な魔道書を持つ史上最高額の賞金首。
自分の名前を含め、一切の記憶を失った状態で目覚めた。
そして何かに導かれるように、再び死神は第十三階層都市「カグツチ」に姿を現す……。

関係の深いキャラクター

  • ジン=キサラギ
  • ユウキ=テルミ
  • 冥王・イザナミ
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ジン=キサラギ

統制機構に属する衛士で階級は大尉。名家「キサラギ」家の出身である。
任務には忠実であったはずの彼は、ある日突然統制機構の命令を無視し、単身第十三階層都市
「カグツチ」へ向かってしまう。
本人だけが、かつて自分が「少佐」であったこと。「イカルガの英雄」と呼ばれていたことを
覚えている。

関係の深いキャラクター

  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
  • ハクメン
  • ツバキ=ヤヨイ
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ノエル=ヴァーミリオン

統制機構に属する衛士の少女で、階級は少尉。辺境の弱小貴族「ヴァーミリオン」家の出身である。
ずば抜けた戦闘能力と術式適正を買われ、衛士最高司令官カグラ=ムツキ大佐直属の
第四魔道師団に配属される。
行方不明になったジン=キサラギ大尉の捜索と、死神の討伐。
彼女は任務のため、仲間達と共にカグツチに降り立つ。

関係の深いキャラクター

  • ツバキ=ヤヨイ
  • マコト=ナナヤ
  • ν-No.13-
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レイチェル=アルカード

かつて世界の傍観者だったアルカード家の現当主。
世界に干渉し続けた結果その力の殆どを失ってしまった少女は、帝の陰謀を阻止するため、
再び行動を開始する。
……この世界の何処かにいる「ラグナ」を探して。

関係の深いキャラクター

  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
  • ヴァルケンハイン=R=ヘルシング
  • ナオト=クロガネ
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タオカカ

六英雄「獣兵衛」の遺伝子から造られた生体兵器の末裔であるカカ族の戦士。
カカ族はカグツチ下層に住み着いているが、後からこの地にやって来た人間たちの
勝手な都市開発により、村の空は巨大なプレートで塞がれてしまった。
かつてあった空を取り戻すためタオカカは、やっつけると「オカネ」がいっぱいもらえるという
「死神」を探して村を旅立った。

関係の深いキャラクター

  • シシガミ=バング
  • ライチ=フェイ=リン
  • アラクネ
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テイガー

元々は体術等肉体を基本とする戦闘部隊の隊長だったが、イカルガ内戦で瀕死の重傷を負い、
科学者「ココノエ」の手によりサイボーグとして復活した。
その後ココノエの部下として配属され、現在は「蒼の魔道書」を持つ「死神」を追っている。
なお、部隊の仲間達は、部下のバレットを除き全滅している模様。

関係の深いキャラクター

  • ココノエ
  • ラムダ・イレブン
  • アラクネ
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ライチ=フェイ=リン

カグツチ下層に位置する繁華街、オリエントタウンで医師を勤める女性。
医師として、また人々のよき理解者として、この街になくてはならない存在である。
「死神」出現の報を聞き、「蒼の魔道書」を求めて彼女は行動を開始する。

関係の深いキャラクター

  • アラクネ
  • ココノエ
  • シシガミ=バング
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アラクネ

無数の蟲を体内に宿す、魔道の探求者。現在はカグツチの地下廃棄施設に住み着いている。
自身の存在を維持するために、大量の生命力を必要とすることから、人間やカカ族などを襲っていた。
自身を「蒼の魔道書」だという彼(?)は蒼の波動を感知し、動き出す。

関係の深いキャラクター

  • ライチ=フェイ=リン
  • ココノエ
  • レリウス=クローバー
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シシガミ=バング

イカルガ内戦で故郷をなくした忍者一族の頭領。同胞を率いてカグツチ下層に逃れ、再起を図っている。
その傍ら「カグツチの愛と平和を守る正義の咎追い」(自称)として活動しており、
大悪党「死神」とやらが現れたとの噂を聞きつけて成敗に乗り出した。

関係の深いキャラクター

  • ライチ=フェイ=リン
  • ジン=キサラギ
  • カグラ=ムツキ
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カルル=クローバー

幼いながらに秀でた才能と優れた技術を有している最高クラスの咎追い。
事象兵器「機神・ニルヴァーナ」を駆り、各地の重犯罪者を次々と排除している。
姉の病を治すため、「蒼の魔道書」を持つ「死神」を次なる標的に定めた。

関係の深いキャラクター

  • レリウス=クローバー
  • ライチ=フェイ=リン
  • アマネ=ニシキ
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ハクメン

黒き獣を倒した「六英雄」の一人。
黒き獣との戦いである「暗黒大戦」後、行方不明となっていたが、
再びその姿を現す……はたして彼の目的は?

関係の深いキャラクター

  • ヴァルケンハイン=R=ヘルシング
  • ユウキ=テルミ
  • ナイン=ザ=ファントム
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ν-No.13-

カグツチのはるか地下に存在する”窯”と呼ばれる巨大な装置から現れた少女。
事象兵器「神輝・ムラクモ」を装着した次元境界接触用素体。
ラグナと一つになるため姿を現した彼女は、以前と少し様子が違っていた。

関係の深いキャラクター

  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
  • ノエル=ヴァーミリオン
  • ラムダ・イレブン
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ツバキ=ヤヨイ

カグラ=ムツキ率いる「第四魔道師団」に所属する統制機構衛士。階級は中尉。
名門ヤヨイ家に伝わる「封印兵装・十六夜」を手に取り、失踪したジン=キサラギの後を追う。

関係の深いキャラクター

  • ジン=キサラギ
  • ノエル=ヴァーミリオン
  • マコト=ナナヤ
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ハザマ

統制機構の諜報部に所属する衛士。階級は大尉。
統制機構に忠誠を誓い、その支配確立のために暗躍を続ける。

関係の深いキャラクター

  • ユウキ=テルミ
  • ノエル=ヴァーミリオン
  • レリウス=クローバー
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μ-No.12-

「蒼」を継承した第十二素体であるノエル=ヴァーミリオンの真の姿。
カグツチで目を覚ました彼女を「世界の敵」として、かつての仲間達が次々と襲ってくる。
その真意を確かめるため、再び行動を開始する。

関係の深いキャラクター

  • ノエル=ヴァーミリオン
  • ν-No.13-
  • Λ-No.11-
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マコト=ナナヤ

リス系亜人種の少女。下層出身だが、類まれなる身体能力を生かし士官学校に入学する。
最初は出身と種族のことで苛めを受けていたが、ルームメイトであったツバキとノエルに支えられ、
それらを乗り越える。
現在は統制機構の諜報部に所属しているが……?

関係の深いキャラクター

  • ノエル=ヴァーミリオン
  • ツバキ=ヤヨイ
  • カグラ=ムツキ
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ヴァルケンハイン=R=ヘルシング

先代の頃からアルカード家に仕えている老齢の執事。
執事として非常に優秀なだけでなく、多種多様な知識にも長けている。
カグツチの異変に気づき、城から抜け出したレイチェルの後を追う。

関係の深いキャラクター

  • レイチェル=アルカード
  • ハクメン
  • ナイン=ザ=ファントム
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プラチナ=ザ=トリニティ

勝気でせっかちな性格の女の子「ルナ」と、のんびり温和な性格の男の子「セナ」。
二つの魂が並立している存在であり、事象兵器「雷轟・無兆鈴」の所有者。
獣兵衛を求めてカグツチを彷徨っていたところ、自身の変化に気付き始める。

関係の深いキャラクター

  • ジン=キサラギ
  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
  • セリカ=A=マーキュリー
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レリウス=クローバー

統制機構の技術大佐であり、次元境界接触用素体の創造主。
基本的に自らの研究以外に全く興味が無く、実の息子であるカルルに対しても例外では無い。
自身の妻を改造した「デトネーター」を引き連れ、多くの「資格者」が集うカグツチを調査する。

関係の深いキャラクター

  • 冥王・イザナミ
  • カルル=クローバー
  • ハザマ
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イザヨイ

「零織・十六夜」の力を覚醒させたツバキ。
己が正義に従い、あらゆる罪を断罪する。
「世界の悪」ラグナ=ザ=ブラッドエッジをその手で裁くため、カグツチを捜索する。

関係の深いキャラクター

  • ジン=キサラギ
  • ノエル=ヴァーミリオン
  • マコト=ナナヤ
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アマネ=ニシキ

幼少の頃より、舞の真髄を極めるために旅を続けていたアマネは、「舞」とは「武」の理念の元、
戦いの中に「舞」を求めた。
無類の「美少年」好きの彼は旅の途中、幾人の「美少年」を集め一座を設立する。
世界の行く末を憂慮し、且つ傍観する事を決意した。

関係の深いキャラクター

  • レイチェル=アルカード
  • カルル=クローバー
  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
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バレット

戦災孤児として放浪していた所、傭兵部隊に拾われ育てられた戦士。
その部隊は、隊長であるテイガーとバレットを残し、全滅した。
それ以来テイガーと共に、ココノエの元で傭兵として働いている。

関係の深いキャラクター

  • テイガー
  • ココノエ
  • アズラエル
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アズラエル

常識を逸脱した怪力を持つ生粋の戦士であり、一度戦闘を開始すると、敵味方問わず攻撃を仕掛ける等、
制御不能となり全てのモノを破壊してしまう。その為「死を運ぶもの(アズラエル)」の異名を持つ。
ココノエの手によって一度は次元牢に封印されたが、「資格者」達の気配を感じ、
より強い餌を求めて動き始める。

関係の深いキャラクター

  • テイガー
  • カグラ=ムツキ
  • ココノエ
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カグラ=ムツキ

十二宗家筆頭「ムツキ家」現当主。
帝である天ノ矛坂焔の元、統制機構の衛士最高司令官としてイカルガ連邦を管理している。
死神討伐任務のため、彼直属の第四魔道師団と共にカグツチへと降り立った。

関係の深いキャラクター

  • ヒビキ=コハク
  • ココノエ
  • ノエル=ヴァーミリオン
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ココノエ

第七機関に属する天才科学者にしてテイガーの製作者。猫の耳と尾を生やした亜人種。
カグツチに現れた「死神」を捕縛するため、テイガーとバレットを派遣するが、
世界そのものに疑念を抱いている。
六英雄ハクメンをサルベージしたのは一体誰なのか――
その謎を追い、彼女自身もカグツチへ向かう事を決めた。

関係の深いキャラクター

  • ナイン=ザ=ファントム
  • テイガー
  • ノエル=ヴァーミリオン
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ユウキ=テルミ

かつて黒き獣を倒した六英雄の一人。
変わり果てた世界を見て「またやり直しか」と呟いた彼は、再び同じ歴史を歩むため、行動を開始する。
彼の目的は二つ。マスターユニットの破壊と、自身の器を手に入れる事……。

関係の深いキャラクター

  • ハザマ
  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
  • レリウス=クローバー
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セリカ=A=マーキュリー

暗黒大戦の時代に生きた魔法使いで、六英雄・大魔導師「ナイン」の妹。
生まれつき治癒魔法に長けており、無意識に魔素を抑制させる特殊な体質を持つ事から、
ココノエの手によって現代に召喚された「刻の幻影」。
彼女にとっては見知らぬ都市「カグツチ」で目覚め、パートナーのミネルヴァと共に彷徨い歩く――
大切な人であるラグナを探して。

関係の深いキャラクター

  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
  • ナイン=ザ=ファントム
  • ココノエ
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Λ-No.11-

イカルガ跡地から回収された第十一素体の肉体をベースにココノエが生み出した生体兵器であり、
「ムラクモユニット」の模造品。
ココノエの命令を受け、「蒼の魔道書」を持つ「死神」を探し行動するが、
「ラグナ」という言葉に、彼女は反応を見せる……。

関係の深いキャラクター

  • ココノエ
  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
  • レリウス=クローバー
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ヒビキ=コハク

彼は十二宗家筆頭「ムツキ家」の分家「コハク家」に生を受け、
生まれながらにして「ムツキ家の当主に仕える」事を定められていた。
最初は抵抗があったが、「カグラ=ムツキ」に出会った事から、
その運命を受け入れ、カグラに仕えるようになる。
以来、秘書官としてカグラを支え続けている。

関係の深いキャラクター

  • カグラ=ムツキ
  • ジン=キサラギ
  • マコト=ナナヤ
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ナオト=クロガネ

ラケル=アルカードという少女を探すため、異世界より現れた異邦人。
生命力が見える特殊な力「狩人の眼」を持ち、血液を武器に戦うドライブ「ブラッドエッジ」の持ち主。
見知らぬ土地カグツチで目を覚ました彼は、右も左もわからないまま、
「金髪で、色白で、ウサギみたいな大きなリボンをした少女」を探すため、行動を開始する。

関係の深いキャラクター

  • レイチェル=アルカード
  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
  • ヴァルケンハイン=R=ヘルシング
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ナイン=ザ=ファントム

冥王イザナミの呪縛陣が解かれた「ファントム」の真の姿。
六英雄ナイン、かつて彼女はそう呼ばれていた。
世界の真実を知った彼女は憤怒に身を焦がし、世界を終わらせるためにその力を揮う。

関係の深いキャラクター

  • セリカ=A=マーキュリー
  • ココノエ
  • ユウキ=テルミ
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冥王・イザナミ

生きとし生けるもの全てに、等しく「死」を与えるため降臨した冥王。
ラグナやジンの妹である「サヤ」の身体を依り代とし、
No.10以降の次元境界接触用素体シリーズの雛型にもなっている。
永らく統制機構の「帝」として、「滅日」を起こす事を目的としていた。
そして今、その目的は果たされようとしている――

関係の深いキャラクター

  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
  • ノエル=ヴァーミリオン
  • レリウス=クローバー
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Es

蒼の門の守護者。「契晶封刃・ムラクモ」を振るい、蒼を求める者の資格を問う。
何処から来たのか、何故資格を問うのか――
他ならぬ彼女自身もその全容を把握しておらず、
ただ「門を護る」という使命感にのみ従い行動している。

関係の深いキャラクター

  • ナオト=クロガネ
  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
  • スサノオ
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マイ=ナツメ

十二宗家「ハヅキ家」の嫡男であり、ノエル達の士官学校時代のクラスメイト。
とある魔道書の暴走事故により、身体が女性のものへと変質してしまったが、様々な葛藤を経た末、
現在では女性としての自分を前向きに受け入れている。
大切な友人を護るため、発掘兵装「朱弾=アウトシール」を携え、その危機へと駆けつけた。

関係の深いキャラクター

  • ノエル=ヴァーミリオン
  • ツバキ=ヤヨイ
  • マコト=ナナヤ
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スサノオ

ユウキ=テルミの真の姿。
オリジナルユニットの一つで、人類が「マスターユニット」の存在を知った元凶。
悠久とも取れる長い時間ツクヨミと共にアマテラスを守護していたが、
何かしらの原因で『意思』を持つようになる。
それからはマスターユニットアマテラスに束縛されている事をとにかく嫌い反旗を翻す。

関係の深いキャラクター

  • ユウキ=テルミ
  • ハクメン
  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
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獣兵衛

かつて黒き獣を討伐した「六英雄」の一人で「双蓮の隻眼」の異名を持つ獣人。
ラグナの剣の師匠であり、幼いラグナ達兄弟を救い出し「教会」に預けた人物でもある。
手負いの身体でありながら、復活した妻「ナイン」を自らの手で止めるため、事象兵器「夢刀・六三四」を手に馳せ参じた。

関係の深いキャラクター

  • ナイン=ザ=ファントム
  • ココノエ
  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
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  • ラグナ=ザ=ブラッドエッジ
  • ジン=キサラギ
  • ノエル=ヴァーミリオン
  • レイチェル=アルカード
  • タオカカ
  • テイガー
  • ライチ=フェイ=リン
  • アラクネ
  • シシガミ=バング
  • カルル=クローバー
  • ハクメン
  • ニュー・サーティーン
  • ツバキ=ヤヨイ
  • ハザマ
  • ミュー・テュエルブ
  • マコト=ナナヤ
  • ヴァルケンハイン=R=ヘルシング
  • プラチナ=ザ=トリニティ
  • レリウス=クローバー
  • イザヨイ
  • アマネ=ニシキ
  • バレット
  • アズラエル
  • カグラ=ムツキ
  • ココノエ
  • ユウキ=テルミ
  • セリカ=A=マーキュリー
  • ラムダ・イレブン
  • ヒビキ=コハク
  • ナオト=クロガネ
  • ナイン=ザ=ファントム
  • 冥王・イザナミ
  • エス
  • エス
  • スサノオ
  • 獣兵衛

メディアミックス

美しいビジュアルと洗練された操作性によって多くのファンから支持を集めている2D対戦格闘ゲーム『BLAZBLUE』。
対戦格闘ゲームとしての完成度もさることながら、個性的なキャラクターと設定、そして重厚なストーリーによって、小説、コミック、アニメといった多角的なメディア展開で人気を博している。
それ以外にも、豪華声優陣が可愛らしいキャラクターとなって掛け合う新感覚ラジオ番組『ぶるらじ』や、実力派のアーティスト達によるミュージックライブ。 そしてブレイブルーの魅力が集結する祭典『ぶるふぇす』など、形を変え「2D対戦格闘ゲーム」の枠に収まらない、総合エンターテイメント作品として進化を遂げた。