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06 ディレクター 遠藤 良平 『ブレイブルー』シリーズ2作目でディレクターを引き継ぎ、3作目まで担当。


BLAZBLUE 10周年目に突入、おめでとうございます!

ファンの皆様、遊んでくださったプレイヤーの皆様、本当にありがとうございます
これからさらにファン&プレイヤーを増やして10周年、そして20周年を盛大にお祝いしましょう♪

ということで、私も思い出話をしようかなと思います。
そんなこともあったなぁと思って読んで頂けると幸いです。


まず、私とBLAZBLUEの関係性から。

『BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT』家庭用の開発時にプランナーとして参加しました。
そして『BLAZBLUE CONTINUUM SHIFTⅡ』の途中でディレクターを引き継ぎ、
『BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT EXTEND』、『BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA』、
『BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA EXTEND』までを担当しました。


さて、私が担当していた頃、
ちょうどBLAZBLUEと時代がマッチしたと言いますか、
社内だけでなく社外の人も含めて、とにかくやりたい事はやってみようという雰囲気がありました。


例えばアーケード版のロケテストで、今までは東京周辺のみだったのですが、
大阪、九州、北海道など色々なところで行わせて頂きました。
私も大阪のロケテストを見学したのですが、開店前から50人以上の方が並んでくださいまして。
朝から泣きそうになった思い出があります。


また、プレイヤーズギルドというアーケード向けサイトを立ち上げた際、
会社的にもほぼ初めてだった為、サポートもゲームに詳しいなどの理由で直接開発で行っていました。
が、これが地獄で、最初の頃は1日何百件と問い合わせが来まして、年末年始まで出社する事態になってしまいました。

どうせ年末年始に出社するならギルド登録プレイヤーに、
「あけましておめでとうございます!」というメールを出そうとして、
メールサーバの限界を超えて失敗に終わった苦い思い出もあります…。


そして、ぶるらじに続く新しい情報番組として始まった「ぶるげき」…。
当時担当していた広報の方は、独自のストーリー性を持っていて、
レイチェルの家を燃やしちゃいましたね。
続きが見たいなぁ……。


2012年には「ぶるれぼ」もありました。
予選は各地のゲーセンで行われ、関東圏はアークスタッフがインタビューにも行きました。
そしてディファ有明にて決勝大会。 選手の熱い想い、ヒシヒシと感じました!


で、なんやかんや開発に集中して、
11月に『BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA』が稼働となりました!

ディレクターとして最初から関わったのはこのタイトルからで、
気付くと減ってる(使われている)予算とか緻密なスケジュールとか色々ありまして喜びもひとしおです。


さらにコンシューマ版に合わせて、
ノベライズ、コミック化、アニメなどの他ジャンルへの進出。
あーくなまといった配信も行うようになりました。

そして、舞台や様々なゲームとのコラボと続き、
今のブレイブルーへと育っていったと思います。


そういえば『BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA EXTEND』のXboxOne版にて、
オンラインロビー機能を1ルームに64人まで入れれば実装できる!
と無理やりな仕様を作ってプログラマを泣かせた記憶もあります。


そんなブレイブルーも私から引き継いだ石川ディレクターによって、
『BLAZBLUE CENTRALFICTION』、『BLAZBLUE CROSS TAGB ATTLE』として昇華させてくれました。

ファンの皆様、プレイヤーの皆様、
今後も進化していくブレイブルーにご期待くださいっ!
そしてみんなで20周年をお祝いしましょう!!

アークシステムワークス株式会社
ディレクター
遠藤良平

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