ぶるれぼ全国大会ブルレボ
ブログ
2012年1月27日
ぶるれぼ店舗予選第1週レポート!(その2)
仙台プレイランドエフワンR 編

第1週の2日目は……行ってきました、東北!
行ってきました、仙台に!!
東北のオープニングを飾るプレイランドエフワンRさんに突撃しました!!



プレイランドエフワンRさんは、仙台を代表する老舗のゲーセンで、
数々の対戦シーンを生み出してきた名店ですね。

地下1階へと進む階段には、所狭しと数々のポスターが並んでいます。
闘技場への入り口! って感じで、自然とテンションが上がりますね〜。



大会開始2時間前に到着したのですが、何と対戦台が6セットも!
すでに、ガツガツ野試合をやっているプレイヤーが多く見られます。
和気あいあいとしつつも、大会独特の緊張感が静かに高まっていくのを感じました。



エントリーが始まるころには、店内に多くの人が集まりごった返した状態に。
大会前の最終調整として、プレイヤーの皆さんが真剣に対戦を行っています。
東北も、ぶるれぼ効果で熱くなってます!



エントリー締切後は、店員さんの和やかな進行のもと、トーナメント抽選会へ。



宮城だけでなく、福島など、近隣の県からの遠征も加え、14チームが参加しました。

そして、店員さんの掛け声で拍手と歓声が沸き起こり、東北初のぶるれぼ店舗予選がスタート!
この辺りの流れも慣れからか、皆さん大会が大好きなようで、
お祭りを楽しみに来たんだな、という空気がヒシヒシと伝わってきました。

真剣にプレイにしている中、緊張の一瞬が芽生えたり、勝利の瞬間に笑みがこぼれたり、プレイヤーを応援する仲間など、皆、楽しそうなのが印象に残っています。が……



試合の内容は至ってガチンコ!!(笑)
何と、1回戦は全試合が先鋒の3タテという展開に。

大会では、こういった“特有の空気”みたいなものがあって、
一度流れ始めると、止まらず一気に、なんてこともあります。
逆に、2回戦に入ると、いきなり試合が荒れ始めたりとか……。

その中でも特に異彩を放っていたのが、テイガーのPSRランク全国トップ(1月22日時点)、
「ハゲはステータスだ、希少価値だ」選手。

1回戦で、相手チーム全員にアストラルヒートを決めて3タテ!
名前もさることながら、その実力を存分にアピールしていて面白かったです(笑)。

なお、使用キャラクターはバラけていましたが、ジン、ノエル、アラクネ、ラムダ、ツバキあたりが活躍。
2回戦以降もやり込みを存分に発揮した対戦が続き、仙台勢のレベルの高さが伺えました。

注目は、準決勝の第2試合、クソゲーメーカーズvs今夜トシマックスがガチで告白します、の対決。

■クソゲーメーカーズ
みお(ライチ)、ふせ(ラグナ)、ハゲはステータスだ、希少価値だ(テイガー)
■今夜トシマックスがガチで告白します 
せんちょう(ヴァルケンハイン)、ノリスケ(ツバキ)、今夜告白します(ラグナ)

クソゲーメーカーズは、闘劇の本戦出場経験を持つプレイヤー、“みお”を筆頭とした仙台のトップチーム、
対する今夜トシマックスがガチで告白しますは、闘劇でベスト8経験を持つ“せんちょう”を擁する福島のトップチーム。

プレイヤーの下馬評で優勝候補と目された、2チームの対決となりました。

宮城vs福島という地方のプライドをかけた試合でしたが、
フタを開けてみると“みお”のライチが爆発し、3タテで勝利!
地元の意地を見せつけた形となりました。

福島勢の皆さん、次もぜひ頑張ってください!
特にトシマックスさんは、店舗予選を突破して告白の結果を教えてください!(笑)



そして迎えた決勝戦は、夢幻東部の巻vsクソゲーメーカーズ。

■夢幻東部の巻 
ノリリン(ノエル)、窓付き(アラクネ)、FEN(プラチナ)

地元の強豪どうしの対決となりました。

先鋒戦は、ノリリンvsハゲはステータスだ、希少価値だ(以下ハゲ氏)。

ノエルvsテイガーという、接近戦になりやすいノエルにとって、テイガーはやや手厳しいカード。
ノリリンは、距離を取りつつ隙を見て攻撃を叩き込むという動きを取っていましたが、
ハゲ氏の盤石な立ち回りを崩せず、2ラウンド連取したハゲ氏が勝利。

中堅vs先鋒戦で登場したのは、アラクネ使いの窓付き。

夢幻東部の巻はここで有利キャラのアラクネのぶつけ、流れを引き戻したいところ。
テイガーが勝利するには非常に集中力のいる場面です。

1ラウンド目は、窓付きが徹底した遠距離戦で烙印ゲージを稼ぎ、
ハゲ氏が充電ゲージを溜めて虎視眈々とワンチャンスでの逆転を狙うといった構図に。

ガードは崩されたものの、1度目の烙印モードでKOは免れたハゲ氏、
体力を大幅にリードした窓付きはネガティブ状態上等で距離を離していましたが、
ハゲ氏の一瞬の隙を見逃さないスパークボルトが刺さり、一気に形勢逆転。

アラクネの起き上がりにマグナティックホイールからラピッドキャンセルで反撃を警戒しましたが、
何故かガードに失敗し、そのままタイムアップで窓付きが1ラウンド先取。
しかし、流れがハゲ氏側に傾いたので、この布石は十分と言えます。

2ラウンド目、ハゲ氏は近寄らない戦法からスレッジハンマー主体の動きに切り替え、アラクネを猛追。
これが功を奏し、アラクネにダメージを与えて大幅リードを取るものの、ここで烙印モードが発動。
強烈な攻めをさばくものの、体力は再びアラクネリードの状況に。
残りタイムが20秒強となり逃げきりの姿勢を取った窓付きでしたが、
一瞬の隙を見逃さず、Bスレッジハンマー(空振り)→ジェネシックエメラルドテイガーバスターを決め大逆転!!
このシーンには会場も沸きました。

この逆転のダメージを取り戻せなかったせいか、続く3ラウンド目はノリノリのハゲ氏が一気に攻めかかり、
これまでの拮抗が嘘かのようなK.O.劇を見せてくれました。

後が無くなった夢幻東部の巻チーム。大将は、プラチナ使いのFEN。

ガードを崩す手段が豊富なプラチナはリードを取りやすいですが、
接近戦になりがちなので、一瞬のミスでテイガーが取り返すことのできるカードです。

1ラウンド目は、FENがダッシュ立ちAから昇り(ジャンプ直後のこと)ジャンプB→下りジャンプ2+Cといった、
テイガーには厳しい連係でまとわりつき、テイガーの攻撃の空振りを誘って反撃。
ここで一気にダメージを与え、プラチナペースの試合展開に。

残り体力1割までテイガーが追い詰められたものの、ハゲ氏は決して諦めることはなく、スレッジハンマー追加攻撃ラピッドキャンセルからの連続技を決め、
ガジェットフィンガーで一気にワンチャンスの状況へ。

ここで取った行動が立ちA→ジェネシックエメラルドテイガーバスター。
これが通り、ハゲ氏がまたしても大逆転を決めます。

流石にこれでFENも精神的に堪えてしまったのか、
攻め込むもののテイガーに迎撃されるという形が続き、2ラウンド目はハゲ氏の圧勝。

テイガーの投げキャラらしい逆転劇がさく裂し、クソゲーメーカーズが優勝!
ぶるれぼ全国決勝大会への切符を獲得しました。

なお、今回も決勝戦の模様を収録しましたので、上記のテキストと併せてご覧ください。
また直撮りですが、緊張感など会場の熱さ、空気を味わいながら試合内容を見てみると面白いと思います。
それに試合終了後、お互いを讃え合う姿も良かったですね。
※動画はPCサイトをご確認ください。

優勝インタビューも収録しましたので、こちらもご覧ください!
※動画はPCサイトをご確認ください。

本当に優勝おめでとうございました!
決勝大会での活躍にも期待しています。



ポーズを決めるハゲ氏。



嬉しそうなハゲ氏。

東日本大震災以降、初めて仙台に訪れたのですが、被災のダメージを感じさせることなく、
皆元気にプレイしていたところに復興の兆しを感じました。
ぶるれぼを通じて、少しでも協力できて良かったと思います。
そして、これからもゲームによって、楽しさを提供できるよう頑張ろうと思います。

なお、今週末の取材予定は――

・1月28日(土) GODSGARDEN#5(特別枠)
・1月29日(日) ゲームプラザセントラル八王子店(東京・関東エリア)

にお邪魔します。

それでは、今週はここまで!

インフルエンザ等風邪が流行っていますので皆様お体には気をつけてくださいね!
「体調を崩して予選に出れないよ〜(泣)」なんてことのないように。
ご参加、お待ちしております!


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